紺碧の採掘師
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紺碧の採掘師
これは自由への回帰の物語。
■STORY■
ここは「原初の星」と呼ばれる惑星。
この星では生活のエネルギー源として「イェソドエネルギー」と呼ばれる力を使っているが
その原料である「イェソド鉱石」は、人間が長時間触れると身体に悪影響を及ぼす。
そこで人に代わって鉱石を採る存在、「人工種」が作られた。
人工種は首に付けられた「タグリング」という首輪で人間に管理されており
土地移動や職の自由が制限されている代わりに「成果」さえ出せば厚遇される。
物語の主人公の一人、人工種の護は
「十六夜五人兄弟」と呼ばれる人工種兄弟の四男。
1年前、「失態」を犯した次男の穣(みのる)に代わって
イェソド鉱石を採る採掘船アンバーの採掘監督に抜擢された。
護は製造師(人間で言う親)や、立派な長男に認められたいと必死に頑張るが
なかなか思うように成果が上がらない。
一方、「出来損ないの」次男の穣は人工種管理に反発し
「広い世界に出たい」という渇望を抱く
アンバーの中でぶつかる穣と護、その狭間で揺れ動くメンバー達
「あの紺碧の空のように自由になりたい」
これは「自由への回帰の物語」