2020.06.09 06:25第2章 02一方、護を捜索中の黒船のブリッジ。駿河、ぽつりと「外地に出てかなり経つな…」と呟く。若干不安げな顔で(この距離を流されて、果たして彼は生きているんだろうか…。)と思いつつ(死体は見たくない。メンバーにとっても酷な作業だ。何とか生きていて欲しい。)カルロス、探知しつつ前方を指差し「...
2020.06.09 06:25第2章 01翌朝、夜明け前。昨夜の場所に停泊している採掘船アンバー。アンバーの甲板に、毛布を被った穣が寝転がっている。その近くの甲板ハッチから、剣宮(つるぎみや)がニュッと頭を出す。剣宮は穣に気づいて驚き「ありゃ。こんな所に」と言うと「ちょっと穣さん!」と声をかけるが穣は起きない。更に穣の肩...