2020.06.17 04:10第10章 03一方、玄関では。ジェッソ「押し通ります。どけ!」と怒鳴ると右肩に駿河を担いで管理を押し退け玄関内へ。管理の必死の静止を振り切って一同は中に入る。受付ロビーを通って奥の吹き抜けにある階段へ行こうとしたその時。階段から男が降りて来る。上総、それを指差して「あの人!」ジェッソ、思わず止...
2020.06.17 04:09第10章 02その頃、アンバーの食堂では。管理がマリアを急かして「まだか…?早く探知してくれ、周防先生を。」マリア「まだ…ちょっと…。」管理「余計な探知は勝手にする癖に、肝心な時には探知が遅い!」マリア (どうしよう…護さん達の位置を言った方がいいのか、それとも彼らが逃げ切るまで誤魔化したらい...
2020.06.17 04:09第10章 01暫し後。4人の管理に付き添われて廊下を歩く護たち。カルロスは首を抑えて辛そうにしている。すると前方のドアが開き、周防が出て来て立ち止まって護たちの方を向くと周防「やれやれ。私も忙しいんだが」カルロス「…周防…。」その瞬間、護がバッと管理の腕を振り払って周防に向かって走り込むとタッ...