2024.06.04 07:16第8章05 再会「近づいてきた、もう少し……わぁ、凄い!」 アンバーのブリッジでは、マリアが喜びに顔を輝かせて大きな声を出す。 ネイビーが不思議そうに「どしたの?」と聞くと「行けば分かるの! 速度を落として!」「減速しまーす」「えっと、どうしようかな。もうちょっと行ったら……」 剣菱が「何が何や...
2024.06.04 07:16第8章04 発見!「いやぁ結構な距離を飛んだねぇ。ダアトは遠いなー」 そう言ってターさんは水筒から小さなコップに注いだ石茶を飲む。 死然雲海を切り開いた森の中、古代の遺跡らしき巨大な石の上に座って石茶を飲んでいる三人。 カルロスは護を指差し「スマン、ターさん。護が妖精と遊んでばっかりで」 護は怒っ...
2024.05.25 05:50第8章03 剣菱と駿河 一方、雲海の中で空中停止し休憩中のアンバーでは、ブリッジ前の通路で皆がお茶を飲んだりクッキーやチョコを摘まむという、前代未聞の珍しい状況になっていた。通路の真ん中にテーブル代わりに三つ置かれた丸椅子には、コーヒーを淹れたサーバーとお茶を淹れたポット、そしてお菓子の入った箱が置か...
2024.05.25 05:47第8章02 首輪 死然雲海の真っ白な世界を飛ぶアンバー。 ネイビーが必死に操縦しながら怒り心頭で叫ぶ。「ああもぅしつこいな管理! 何で雲海の中まで来るの、そろそろ諦めてよ!」 隣に立つマリアも探知しながら「管理が離れてくれないと、遺跡に行けない!」「もうメンドイから管理と一緒に遺跡行っちゃえ!」...
2024.05.25 05:47第8章01 未知への出航 数日後の早朝、ジャスパー採掘船本部。 駐機場に停まっているアンバーの採掘準備室では、朝礼が行われようとしている。横一列に並んだメンバー達の表情は真剣そのもので、皆、一同の前に立つ剣菱と穣を注視する。「皆さんおはよう!」「おはようございます!」 皆の元気な返事を聞いた剣菱は、右の...